仕事にも慣れてくると気になるのが将来のキャリア。出産してもこの会社で働いていけるのか?転職するなら今のうちなんじゃないか?と女性ならではの悩みを抱える人も多いはず。今回はそんな人にぴったりの本をご紹介します。

女性ならではのキャリアの悩み

20代も後半にさしかかると、今後のキャリアについて悩む女性も多いのではないでしょうか?私も現在進行形で悩み中です。女性にとっての30代は出産育児といったライフイベントが仕事にも影響を与える時期になります。もし転職してすぐに出産ということになったら…などと考えると、

――転職するなら今のうちか?

――それとも今の会社に骨をうずめるか?

色々なキャリアの可能性を否が応でも考えてしまうのではないでしょうか?私の場合は新卒で入社した会社で結婚・出産のタイミングを迎えました。

 

しかし、その会社は規模が小さかったこともあり、これまで子育てをしながら働いていた女性のロールモデルが無かったのです。私の場合、「自分がロールモデルになって道を切り開いてやる!」といったモチベーションもなく、育児と仕事の両立に忙殺されていました。

なぜそんなにモチベーションが無かったかというと、自分が将来的にやりたいと考え始めていたことがその会社ではできなかったからです

そのことには薄々気づいていましたが、産休・育休を終えて復帰したばかりということもあり、転職するタイミングではないしな…と自分の気持ちに蓋をしていました。しかし、いろいろな不満が募り、私は子どもが2歳になるタイミングで転職に踏み切ることに。

 

転職先はロールモデルになる子育て中の女性社員もいて、女性が休みをとりやすい企業風土の会社でしたが、そこでもまた私はキャリアに対する悩みにぶち当たります。

 

結局のところ、勤めている場所が悪いのではなく、自分自身が先の見えないキャリアに振り回されているのかもしれない…ということに気づいたころにこの本に出合いました。

 

働く女性28歳からの仕事のルール

この本やマイクロソフトで営業部長をしていた田島弓子さんが自身の経験を元に書かれた本です。

  • タイトル:働く女性28歳からの仕事のルール
  • 著者:田島弓子
  • 出版社:すばる舎

私自身、マイクロソフトのダイバーシティ政策などに興味があって、転職するならこんな企業がいいなという憧れがあったので、この本に興味を持ったのがきっかけでした。

実際に読んでみると、ビジネス書でよく見かける内容もありますが、この本の良いところは実際に女性である筆者の経験を交えて書いていることです。ただのノウハウ本ではなく、人が悩み、失敗し、その都度何を考えて今のキャリアにつなげたのか。

その過程を知ることで、有名企業で管理職をしている女性も、自分と同じような悩みを抱えているんだなということがよく分かります。

先の見えない「モヤモヤ」を「ワクワク」へ

本書の帯に書かれている先の見えない「モヤモヤ」を「ワクワク」へという言葉が私はとても好きです。プロローグでも触れられていますが、「このままでいいのかな?」という悩みは、まさに私がいつも感じていることだったので、このモヤモヤとどう付き合っていったらいいのかと向き合ういい機会になりました。

『働く女性28歳からの仕事のルール』はこんな本
  • プロローグ 「このままでいいのかな?」と悩むあなたへ
    • ずっと働いてきたからこそ出てくる「不安」や「焦り」
  • PART① 私たちの「キャリアのリアル」を知ろう
    • キャリアは「つくる」のではなく「つくられる」もの
  • PART② 一人前のビジネスウーマンになる!6つの具体策
    • 仕事は「なにを」やるかではなく「どう」やるか
  • PART③ 日常のストレスに負けない!メンタルマネジメント術
    • 「心」の状態が上がると「行動」の質も上がる
  • PART④ 自分スタイルでいい!女性は次世代のマネージャー向き
    • 必要なのは「リーダーシップ」ではなく「マネージャーシップ」
  • エピローグ 幸せに働こう!仕事は幸せな人生の1ピース
    • 「ワークライフバランス」とは「心のバランス」のこと

これは『働く女性28歳からの仕事のルール』の目次ですが、これを読んでも分かるように今の状況をどうやって変えるのかではなく「今の状況の受け止め方を変えること」に焦点が当てられています。

もちろん、単なる精神論ではなく具体的にどうしたらいいかも語られていますが、全体的にマインド面が大きいですね。環境を変えても悩みが消えなかった私にはとてもぴったりの本でした。

『ロールモデルがいない』と悩んでいる人に寄り添う本

私が転職を決意したのは、前の会社での先行きの見えなさからでした。何が不安だったかというと、育休明けで復帰した後、数か月で仕事は忙しくなり、残業・休日出勤の連続。子どもとの時間がなかなか取れずに、私はいったい何のために働いているんだろう?という思いでいっぱいになったからです。

最初にもご紹介しましたが、私が勤めていた会社では出産後に復帰した女性は私が第一号で、ロールモデルになる先輩社員がいなかったのです

子どものお迎えがあるから、お客さんとの接待には参加できない…でも、男性の先輩は結婚して、子どもがいても普通に参加している。男性の先輩とは同じようにはできないし、これから先、私はどうやっていけばいいんだ?という悩みに悩んでいたのがこの頃です。

そういった悩みから、もっと女性社員が多い会社に転職すればいいと思って私は転職を決意したのですが、転職して気づいたのは、ロールモデルなんてものはないということ

同じ女性社員でも、キャリアの進み方は人それぞれなんです。女性社員が100人いれば100通りのキャリアがある。自分が何をやりたいか、自分が今後どうしていきたいかによって悩みも、対策も違ってくるものなんですよね

きっと男性社員もそれは女性と一緒で、昇進したい人、昇進はせずに縁の下の力持ちになりたい人、起業したい人などなど、その人の進みたい道は違います。

転職したのをきっかけに、自分でも薄々気付いていたことだったのですが、それを言葉にして明確に気づかせてくれたのが本書です。

育児中の女性はもちろん、今後、結婚・出産を見据えている女性は知っておいて損はない内容と言えるでしょう。

 

『昇進を素直に喜べない』のは女性特有の悩み

転職してからの私の大きな悩みが上司からの期待でした。「育児しながらでも、部長職を目指してほしい」という将来を見据えた話をされたときに私が感じたのは「評価されてうれしい」ではなく、「そんなこと言われても、私なんかにできるはずがないよ…」というプレッシャーでした。

なんといっても、上司たちはとても素晴らしくできる人ばかりで、いくら頑張っても私がそこまでできるようになるとは思えなかったのです。周りの評価と自分の評価のギャップに悩みました。

皆さんは昇進を素直に喜べますか?そういった話があった場合、その場で「はい、やります!」と力強く答えられますか?私はきっと、「少し考えさせて下さい。」と言ってしまいそうな気がします。

なぜ、すぐに「やりたい」と言えないのか?
どこまでできるようになったら昇進を受け入れられるのか?

本書では、そういった悩みにも焦点があてられています。

現在進行形で昇進を打診されて悩んでいる女性、そろそろ昇進する時期だけどなんだか自信も持てない女性は一読の価値ありの本だと思います

実は本書の著者も同じように悩んだ経験がありそのことが本書でも語られるのですが、実はこういった「女性の自信のなさ」は日本に限ったことではなく世界共通なようです。どんなに成功していたとしても、自信が持てずに悩む女性は多いのだとか。

男性は昇進と聞くと喜ぶのに、女性は嬉しい反面、不安を持ってしまう。そんな疑問をもう少し深く知りたいという人はコチラ👇の本もおすすめ。

 

モヤモヤするのは当たり前

著者も本書の中で書いていますが、モヤモヤと悩んでしまうのは当然です。私も転職したらこのモヤモヤとはさよならできると思っていました。

でも、キャリアというものは続いていくものです。その時々で悩みが出てくるのは当然ですよね。仕事を続けていくのであれば、ずっと付き合っていく必要があることです。そういった悩みと向き合っていくための秘訣を知りたい人はぜひ読んでみてください。

 

もしも今の会社でいいのか迷いがあるなら・・・

ずっとモヤモヤした状態で、悩み続けているなら、一度転職活動をしてみるというのも一つの選択肢です。転職活動をしてみると、色々なものが見えてきます。

  • 自分の市場価値
  • 今の会社の良いところ、悪いところ
  • 今後のキャリアプラン

ずっと同じ会社に勤めていると、他の会社がどうなのか?自分の能力は他の会社でも評価してもらえるレベルなのか?というのはなかなか判断しにくいですよね。

一旦、転職するつもりで他の会社を調べることで、実は今の会社の条件はすごく良かったなんてことに気付いたりもします。迷ってばかりで中々糸口が見えないときは、行動してみると見方も変わるもの。

そのまま、本当に転職したいな…と思えるのであれば、それは転職時かもしれません。転職活動を本格化するときは転職サイトだけでなく転職エージェントに登録すると、自分では気づけないことをアドバイスしてもらえるので客観的な意見を聞くことができておすすめ。

働く女性専用のサイトや、女性の転職に詳しい女性コンサルタントがいるところもあるので上手に活用しましょう。

 

今回ご紹介した『働く女性28歳からの仕事のルール』はKindleUnlimitedで読み放題です👇初回30日間は無料なので、実際に購入するよりお得に読むことができますよ

 

 

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