動画配信サービスのオリジナルドラマとしては史上初となるエミー賞の作品賞を受賞し話題騒然のドラマ『ハンドメイズテイル/侍女の物語』。ついにシーズン2もHuluで配信が開始されましたが、その面白さは衰えることなく、むしろシーズン1をしのぐほど。その魅力をネタバレすることなく解説していきたいと思います(*^-^*)ぜひ、最後までおつき合いください。

シーズン2で深みが増す『ハンドメイズ・テイル』の世界

アメリカがクーデターによりギレアドという国になり、女性は子どもを産むためにしか存在しないという衝撃的なストーリーで話題になった『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』のシーズン1。数々のドラマ賞を受賞し、社会現象まで引き起こすほどの影響力を持つドラマです。

その衝撃的で残酷な世界の中でも強く生き抜こうとする主人公オブフレッド(ジューン)、絶望的ながら見え隠れする希望、その映像美にシーズン1でもかなり引き込まれましたが、シーズン2はさらに勢いを増し、深みをましています

シーズン1の概要・ネタバレを知りたい人はこちら

 

シーズン1のラストでは反抗心を見せ、どこか清々しい様子でウォーターフォード家を後にしたオブフレッド(ジューン)でしたが、シーズン2の始まりはその心をくじくような出来事の連続です。しかし、シーズン1と大きく違うのは、オブフレッドの図太さ。どんなに絶望的な状態でも、その状況を抜け出すためにあらゆる手をつくします。

シーズン1でただただ怯えるだけだったオブフレッド(ジューン)の姿はありません。

次第にウォーターフォード氏の本性、セリーナ(ウォーターフォード婦人)の葛藤が見え隠れするようになり、より物語の深みが増していますので、その見どころをネタバレしないようにご紹介していきます。

 

ネタバレなし!ジワジワと動き出す抑圧された女たちが見どころ

希望から絶望へが何度も繰り返されるシーズン2

シーズン1にくらべかなり強くなったオブフレッド(ジューン)ですが、それでも限界まで追い込まれるような状況が続きます。希望が見えたかと思うとまた絶望の日々へ…その繰り返しが観ていて非常に辛くなってきます。それでも、どこか希望のようなものが見え隠れするのは、オブフレッド(ジューン)が強く生きようとするその姿があってこそ。

オブフレッド(ジューン)だけでなく、コロニーに送られた他の侍女たちの姿も描かれ、ギレアドの過酷さがヒシヒシと伝わってきます。

 

ついにセリーナの悲しい過去が明かされる

そしてシーズン2で注目すべきなのがセリーナの悲しい過去。シーズン1でもウォーターフォード夫妻の過去が少し描かれる場面はありましたが、シーズン2ではより踏み込んでセリーナが抱える心の痛み、葛藤にも迫ります。

オブフレッド(ジューン)たち侍女ほどの抑圧ではありませんが、セリーナもまた女としての辛さを抱えていることが描かれ、理不尽なことを強いるセリーナを完全には憎めなくなってしまいました。それぞれの人間味が増し、ともに手を取り合うかのように思わせる場面も出てきて、観ているほうとしても希望が持てる内容です。

 

侍女たちがついに動き出し!揺れ動くセリーナにも注目

シーズン1ではただただ虐げられるだけだった侍女たちですが、次第にオブフレッド(ジューン)の影響を受け、少しずつですが自分たちを取り戻していきます。私たちの普段の生活からすれば本当に些細なことですが、それも彼女たちにとっては命がけ。そんな彼女たちのちょっとした勇気を観ているだけで、高揚した気分になるのが不思議です。

当たり前のことだと思っている日常が、とても大事なことなんだと実感させられますね。

 

そしてシーズン2では侍女だけでなくセリーナもまた女だからと抑圧されている状況に疑問を抱き始める様子が描かれます。彼女が動き出すエピソードでは、なんだか嬉しくなり、つい応援したい気持ちに。

同じ女性だからということもあるのでしょうが、「そうだ!もっと声を挙げて!」という気持ちになりますが、抑圧がそう簡単になくなるわけではありません。よくあるサクセスストーリーのようにとんとん拍子にはいかないのがこのドラマの特徴で、そういったところが私たちが日常で抱える悩みに通じる部分があります。一筋縄ではいかない状況で、悩み、諦めそうになり、迷い、間違い、葛藤する。その心情が生々しく、観ているものの共感をさそうのでしょう。

 

どんどん図太くなるジューンの動きが見逃せない

最初のほうにも述べましたが、シーズン2のオブフレッド(ジューン)はかなり図太いです。侍女としてのオブフレッドだけでなく、ジューンとしての顔が見え隠れします。見ていると、そんなに危ない駆け引きをして大丈夫?と不安になるほど。

だからこそ、シーズン2のイメージ画像では侍女のオブフレッドとしての顔が半分に破かれ、その後ろから本来のジューンが覗いているイメージになっているんでしょうね。

とにかく、図太さを増したジューンの動きが見逃せません。

 

配信中エピソードのあらすじ紹介

もっとストーリーを知りたいという人のために、配信中のエピソードのあらすじを公開!こちらはHuluに掲載されているものなのでネタバレなしです。

第1話:ジューン

オブフレッドは危険な決断をしたツケを払わされることになり、家族と幸せに暮らした日々のことと、そのさなかにギレアドの誕生につながる事件が起きたことを思い出す。

第2話:不完全女性

オブフレッドが新しい生活に慣れていく一方、コロニーには思いがけぬ人物が移送されてきて、エミリーの心をかき乱す。彼女はギレアドの台頭で引き離された妻と息子のことを思い出していた。

第3話:配達

オブフレッドはギレアド国内を逃走しながら、活動家だった母親との関係について思いをはせる。一方、リトルアメリカではモイラがギレアドで負った心の傷と闘い続けていた。

第4話:愛人

生まれてくる子のために開かれたベビーシャワーで、オブフレッドとセリーナ・ジョイの関係に亀裂が走る。オブフレッドはギレアドで侍女にされる原因となった、自分の過去の選択を思い出す。

第5話:種

ギレアドの儀式によってニックとの関係が断たれ、オブフレッドの精神状態はさらに悪化する。一方、ジャニーンはコロニーの生活に慣れようとするが、そのせいでエミリーの怒りを買ってしまう。

第6話:流された血

オブフレッドは賢明にハンナを救う方法を探そうとするが、その過程で思いがけぬ味方と敵に出会う。司令官が「ラケルとレアのセンター」の再建に尽力する一方、ニックは自らの新たな立場に葛藤を覚える。

第7話:その後

「ラケルとレアのセンター」の爆発事件がギレアドとリトルアメリカに衝撃を与える。セリーナ・ジョイは家族を守るために危険な選択をし、モイラは大切な人の行方を捜すために身元不明者の資料を調べ始める。

第8話:女たちの仕事

ジャニーンが産んだアンジェラが病気になり、オブフレッドとセリーナは赤ん坊を救うために手を取り合う。爆弾事件で入院中だった司令官は家に戻り、自らの権威を取り戻そうと、ある行動に出る。

第9話:スマート・パワー

ウォーターフォード司令官が外交任務で海外へ赴くことになり、同行したセリーナはギレアドの外の生活を目の当たりにして葛藤する。ルークとモイラは司令官夫妻の訪問に抗議し、オブフレッドは生まれてくる子を守ろうと策を練る。

第10話:最後の儀式

オブフレッドのお産が近づき、1日も早い誕生を願うセリーナは夫にある相談を持ち掛ける。ニックとイーデンの間の溝は深くなる一方で、オブフレッドは司令官のおかげで、ある人物と思わぬ再開を果たす。

第11話:ホリー

オブフレッドはハンナの母として過ごした日々を思い出しながら、たった一人で、つらく困難な大仕事に挑む。セリーナ・ジョイと司令官はオブフレッドにしてきた仕打ちを振り返ることになる。

第12話

未配信

第13話

未配信

『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』を観るならHuluで

いよいよシーズン2も佳境にはいり、登場人物の関係性もまた変わってきました。私たちの生活とはかけ離れた世界ではありますが、たんなるフィクションではすまされないと感じさせるのがこのドラマの魅力です。

私たちの日常がドラマの中で描かれるような世界に変わらないとは言い切れません。そんなことが起こりえないとしても、女性やマイノリティに対する抑圧は程度の差こそあれ、私たちの日常生活に潜んでいるものです。

そんな中でも力強く今を生き抜く強さを『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』は教えてくれます。

話題性、面白さともに抜群のドラマですが、Huluのオリジナルドラマのため今のところ視聴できるのはHuluのみ。初めての場合は2週間の無料お試し期間があるので、興味のあるかたはぜひ登録して『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』を見てみてください(*^-^*)

最後までおつき合いくださり、ありがとうございました。

 

 

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