こんにちは。煩悩の塊、マムールです。本屋さんに行くと、目につくのが「どんどん幸せになれる~」とか「願えば叶う~」とか、そういった系統の本。たぶん、心の奥底で、「本当の幸せ」を求めているから、気になってしまうんですよね。でも、そういった本ってなんだか胡散臭いと思ってしまうのは、私の心がひねくれているせい?本当に願い事がどんどん叶うなんてあるんでしょうか。

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『幸せを引き寄せる系の本』が胡散臭い理由

世の中にあふれている幸せを引き寄せる系の本願い事は叶う系の本。私自身、アドラー心理学とかブッダ、ニーチェ系のものは元々好きなんですが、「〇〇を引き寄せる」とか、「驚くほど○○」とか、「誰でも○○」っていう本はなんだか胡散臭さを感じてしまいます。これってなぜなんでしょう?

これ、『幸せ』はそう簡単に手に入らないと思っているからなんだと思うんですよね。

『幸せ』の定義は人それぞれですが、たとえば映画とかドラマで観るような幸せそうなカップル、幸せそうな家庭、そういったものを見て理想を膨らませて、「自分もあんな風に幸せになりたい」なんて考える。でも現実を見てみると、なかなかうまくいかない。

仕事にしてもそうですよね、掲げた目標や理想から離れていれば離れているほど、達成するのが難しく感じてしまう。

そう、現実の荒波にもまれると、「願い事なんてそう簡単にはかなうはずないだろ!」というちょっとやさぐれた感じの感情が芽生えてしまうんです。

そして成功している人を見たり、誰でも幸せになれるよ~みたいなタイトルの本を見ると、「そんなに簡単に幸せになれる(願い事がかなう)なら、なんで自分は幸せになれないんだよ」って、ちょっと落ち込むんですよ。「じゃあ、とりあえず読んでみなよ~幸せになっちゃいなよ~」みたいな軽いノリでは解決できない、複雑な思いがあるのです。ある意味、これまで努力してきた自分の苦労を、すんなり乗り越えちゃう人がいるという事実を受け止められないんです

だから「幸せになりたい、願い事叶えたい」と心の中では強く思っていても、いや…思っているからこそ幸せを招く系の本を見ると「そんなわけないだろ!」と思ってしまうのです。つまり胡散臭さを感じてしまうんですね。でも、よ~く考えてみてください。「そんなわけないだろ!」と思った直後に「でも、本当かな?もしかしたら、自分でも簡単にできるのかな…?」なんて考えがチラリと頭を横切りませんか?

そうでなくても、そういう系統の本がよく目につくという人もしかり。それは、「幸せになりたいけど、もう自分の努力だけじゃどうにもならないよ…だれか助けて~」という心のサインかもしれません

幸せな人は『幸せ』を見つける天才

こういった類の本は、何か魔法のようなことをして『幸せ』や『願いを叶える』ということを実現するわけではありません。まあ、現実的に考えてそうですよね。そして、『誰でも成功する生き方』なんてのも教えてはくれません。じゃあ、何を説いているのか?

『考え方』です。

世の中にはどんなに貧乏でも、どんなに辛い目に合っていても「自分は不幸だ」と思わない人がいます。その一方で、衣食住に不自由せず、家族も元気、仕事もまあ普通にこなしているのに「なんだか満たされない」という人もいる。この違いは何なのか。

それは何に幸せを見出し、いかに幸せを感じとるかという点に尽きるでしょう。

そう、幸せな人は『幸せ』を見つける天才なのです。不幸は自分で作りだしているとも言えますね。これはイライラや怒りにも同じことが言えます。

幸せを引き寄せる系の本では「こういう考え方をするといいよ」とか「紙にかきだしてみるといいよ」とか、幸せを感じるための秘訣みたいなもんを教えてくれます。だから、自分の考えを変えることができない人が読んでも、まったく意味をなさない。読んだとしても、「なんだ、それだけ?自分は不幸なことしかないから、そんなの無理だよ。この本嘘ばっかじゃん。」と思ってしまえば、それで終了です。

自分の人生をつまらなくしているのは、自分自身ということ。

逆に、「あ、そっか。確かに小さな幸せならいっぱいある」と気づける人は、こういった本を読むことで、日々の生活がより豊かなものになるんですね。

「引き寄せる」と言っても、急に宝くじが当たったり、有名になったり、何かに抜擢されたりというものではありません。既にある自分の生活基盤のなかで、いかに幸せかを感じ取れるようになる。そうすると、これまでは「自分って何をやってもうまくいかない…」とモンモンしていた気分がなくなっていき、生活に活力が生まれるんですね。そうなると、いままでよりうまくいっているように感じる。そうすると、あら不思議。なんだかチャレンジ精神が芽生えて、本当に大きな成功をおさめたりする。幸せを引き寄せているような感覚です。

でも、それって今まで自分が持っていたものなんですよね。考え方1つで見え方が全く違くなる。人間って不思議です。

ただし、小説などに当たりはずれがあるのと同じで、『幸せを引き寄せる系の本』にもやはり当たりはずれはあります。自分に合う考え方、合わない考え方があるのはもちろん、それ以前に本当に胡散臭い中身のものもあるので注意が必要。本屋で実際に中身をパラパラっと呼んでみたり、ネットで買うなら本の概要や買った人のレビューを見て、自分が求めている内容かどうか吟味しましょう。

『願い事手帳』で小さな幸せも逃さずゲット

私が実際に、買ってよかったなと思うのが『「願いごと手帖」のつくり方 書くだけで運と幸せが集まる (PHP文庫)』です。本当にシンプルな考え方。「願い事を手帳に書くだけで叶う」って聞くと、そんなわけないでしょう…という思いにかられますが、実際読んでみると納得です。

「手帳に魔法がかかっていて、書いた願いが叶う」みたいなハリーポッター的な内容ではありません。日々、頭に浮かんでは消えていくようなちいさな願望ってありますよね?それって、気づかないうちに叶っていることって往々にしてあるんですが、意識していないから「願いがかなった」っていう実感が伴わないんです

例えば、「ディズニーランドに行きたいな~」とか「もう少し他のママ友と交流したいな~」なんて願望を頭の中で考えていたとしても、それが達成されたときって実感がありますか?あんまりないですよね。日常の風景として流れていく。

だからこそ、願いごとを手帳に書いておくんです。で、定期的に手帳をチェックしてみると、「あ、この願い事かなってるよ!」ってなるんですよね。

「それはそうでしょ!数打ちゃ当たるって言うじゃん」って思ってしまいますが、そんな単純なものでもありません。普段なら見過ごしがちな願望なども、書いておいたものをチェックすることで、定期的にインプットするから、アクションにもつながりやすい。潜在意識に埋没してしまうようなことを、顕在意識に引き上げると言えばいいでしょうか。

たとえば、年賀状が届くたびに「今年こそは大学時代の友人たちに会いにいきたいな~」なんて思うものの、結局お正月がすぎれば、いつもの生活に追われて、そんな願望忘れてしまうんです。これってちょっと残念な感じですよね。

でも、ふと何気なく思い浮かんだものを手帳に書いておけば、なんかのきっかけにそれが目について、「あ、来週当たり予定空くし、旅行がてら大学時代の友達のとこに行ってみようかな~」なんて実現に向けて動き出すきっかけになるんですよ。そして実現したら、手帳に実現したというマークを書き入れる。

うん、なんか満足感半端ないよね。

そしてこの『願い事手帳』のキモは、ToDoリストではないということ。目標としては書かないんですよ。なんとなく叶ったらいいな~っていうのがポイントなんです。まあ、実現に向けて、段取りをくまなければいけないものもあるけど、「やらなきゃ」という意思ではなく「叶ったらいいな」という思いで書く。「やらなきゃ」と思うと、焦りません?思い通りに行かなかったら、落ち込みません?

だから「叶ったらいいな」くらいのゆる~い気持ちが大事。手帳を見返したときに、「あ、いつのまにかこれ叶っているじゃん!」っていうのが良いんです。だから、大きな夢から、小さな願望までいろいろ書いちゃう。私の場合は、「無料で遊べるテーマパークのような公園を発見する」とか、「息子にたくさん友達ができる」とか、本当に普通の生活のなかで「こうだったらいいな」ってものをたくさん書いています。中には「家のローンがあっという間に完済している」とか「イタリア旅行で憧れの街並みや絶景を楽しむ」なんてのも混ざっていますが。

叶ったマークを付けるたびに「あ、また一つ叶った!嬉しい!」ってハッピーな気分になるんです。

と、自分なりに本を読んで解釈した内容をつらつら書きましたが、私のつたない文章力では伝えきれないので、興味のある方は実際に読んでみてください↓

さいごに

いかがだったでしょうか?自己啓発本や、幸福関連の本はタイトルを見て、胡散臭く感じてしまうこともありますが、読んでみると意外に「なるほど」という発見に満ちていることも。その胡散臭さの原因は自分の固定概念にとらわれ過ぎているせいかもしれません。気になるけど、嘘っぽくて手をだせないという人は、試しに本屋さんでパラパラっと立ち読みしてみましょう。

人生、何事もチャレンジです。

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