大のハリーポッター好きの私は、先日公開された『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』を早速観に行くことに!でも、ネット予約しようと思うと、字幕版、吹替版、3D(吹替版)、MX4D(吹替版)があるではないですか!映画館で宣伝されていたのでMX4Dの存在は知っていましたが、なかなか自分が観たい映画でMX4Dのものがなかったので、未体験。ということで、MX4Dで鑑賞してみましたので、その感想をご紹介します。MX4Dでの鑑賞を検討している人はぜひ参考にしてください。

MX4Dって何?

3Dプラス体感要素

映像が飛び出して見える3Dだけでも臨場感が得られますが、さらに座席が動いたり、風が吹き付けたりと、実際にその場にいるような体感が得られるのがMX4Dの特徴です。

photo by TOHOシネマズ公式サイト

MediaMation MX4Dとは、エンタテインメントの本場米国ロサンゼルスに本社を構え、4D/5Dモーション・エフェクト・シアターとシートの特許を持ったリーディングサプライヤーでありメーカーのMediaMation社が開発した、3D映画を超える最新の「体感型」4Dシアターシステムです。映画のシーンに合わせて、客席のシートが前後、左右、上下に動くとともに、風、ミスト、香り、ストロボ、煙や振動など五感を刺激する特殊効果が11種あり、これらが連動することによって、通常のシアターでは決して味わえない「アトラクション型の映画鑑賞スタイル」を実現。“MediaMation MX4Dの登場によって、映画は「観る」から「体感する」に変わります。

引用元:MX4D || TOHOシネマズ

実際に体感した感想を交えて、それぞれの要素を見ていきたいと思います。

シートの動き
  • シートが上下、左右、前後に動く
  • バックポーカー:背中をつつくような効果
  • レッグティクラー:足元に何かが触れるような効果
  • シートポッパー:下から突き上げられるような衝撃
  • ランブラー:地響き

その場面に合わせて、シートが上下、左右、前後に動くのはなんとなく想像できますよね?実際に体感してみると、路地を移動しているような錯覚や、浮遊感を感じます。それ以外にも、大きな衝撃があるようなシーン(爆発など)では下から突き上げられる効果が。そして、地響きもかなり臨場感をアップさせる効果で、地震だけでなく、何かが崩れ落ちるときなど、「ゴゴゴゴ…」という感じでおしりの下あたりに振動を感じるんですね。もはや、映画館というよりはディズニーランドやUSJのアトラクションに乗っているような感覚です。

風や水の効果
  • セント:香りが漂う
  • ネックティクラー:首元に何かが触れるような効果
  • ウィンド:そよ風や向かい風といった優しい風
  • エアーブラスト:顔に吹き付ける突風
  • ウォーターブラスト:顔に吹き付ける水しぶき

動きだけでなく、実際に風が吹いてきたり、香りが漂ってきたりと映画館にいることを忘れてしまうかのような効果が盛りだくさんです。風にも種類があって、顔に吹き付けるような突風や、耳の脇から噴き出すような風などさまざま。水しぶきは、雨のような感じではなく、水たまりの上を車が通り過ぎたときに起きる水しぶきのような感じ。座っているシートの肘掛(右)から噴き出しているようです

今回体感したMX4Dではなく4DXの場合は上から降ってくる雨や雪、バブルのようですね。

劇場全体の効果
  • フォグ:劇場全体を覆う霧
  • ストロボ:雷などの閃光

スクリーン内でが発生しているシーンでは、劇場全体にスモーク?のようなものが漂い、本当に霧の中にいるような感覚になります。ストロボもスクリーンだけでなく、劇場全体で光るのでとても臨場感たっぷり。

鑑賞できる映画館はTOHOシネマズだけ

MX4Dは今のところ(2016年12月現在)、TOHOシネマズでのみ導入されているアトラクションシステムです。同じように3D+体感要素という4Dを体験できるシステムには4DXというものがあります。若干の違いはあるものの、シートが動いたり、風が吹くという部分は一緒。ただし、MX4Dの方が最新のシステムのようです。

実際、私はMX4Dしか体験していないので、なんとも比較はできませんが、どちらも鑑賞できる映画館は限られているので、近くの映画館が対応しているのであれば、とてもラッキーと言えますね。

料金は3D鑑賞料金+α

子育て中の主婦としては、映画館で映画を観るというのかなりの贅沢です。レディースデーや、シネマポイントをうまく活用して安く映画を観るようにはしていますが、家族で観に行くとかなりの出費です。

このMX4Dは、その料金だけでなく3D鑑賞料金とMX4D追加料金がかかるので、そんなに頻繁には観に行けません。

私が鑑賞した西新井アリオのTOHOシネマズの場合は、次のような金額でした。

  • 一般料金:1,800円
  • MX4D追加料金:1,000円
  • 3D鑑賞料金:400円

つまり、合計すると3,200円!!!かなりのお値段ですよね。MX4Dを2回観るとなると、ディズニーランドに行けてしまいます。そう考えると、ディズニーランドって結構良心的なお値段なのかな?なんて考えてしまいますが…MX4Dで観るなら、本当に好きなシリーズの映画やどうしても観たいと思える映画に絞らないとですよね

MX4Dで鑑賞するときのあれこれ

身長100cm以下は鑑賞できない

お子さんと一緒に観に行くのであれば要チェック!身長100cm以下の場合は鑑賞できません。そもそも、結構座席が高いので、私のように身長が低い人(150cmくらいの人)は足が下に着きません…ですので、かなり座席も動くし、小さい子どもの場合は不安定なんじゃないかな?と心配になってしまいます。

うちの子どもは現在4歳で103cmなので、MX4Dを鑑賞できるのですが、さすがにまだ早いかな?という感じでした。そもそも、未就学児の場合は3D映像はあまり見せないほうが良いと言われているので、やはり小学生になってからじゃないと厳しそうですね。

実際、子連れのご家族もいましたが、みなさん小学生くらいのお子さんでした。

3Dメガネが必要

MX4Dは3Dプラス体感要素なので、もちろん3Dメガネが必要になります。すでに3Dメガネを持っている場合は、持参することで100円引きになるので、持っていくといいですね

ただし、注意してほしいのが、TOHOシネマズ以外の3Dメガネや家庭用3Dメガネは非推奨となっています。また、TOHOシネマズの3Dメガネでも、IMAX専用のものは使えないのでそちらも注意が必要!

詳しくはTOHOシネマズ公式サイトの『よくあるお問合せ』をご確認ください↓

TOHOシネマズのよくあるお問合せはこちら

荷物は足元に置けないのでロッカーを使う

通常、映画を観るときは荷物をシアター内に持ち込みますが、MX4Dの場合は、シアターの外にロッカーが設置されています。基本的に足元には荷物を置くのはNGなので、大きな荷物がある場合はロッカーに入れておきましょう。ただし、膝の上におけるような小さな荷物はOKとのこと!私は小さなミニショルダーバッグだったので、荷物を持ったままシアターに入りました。

ロッカーは100円を投入するタイプのものなので、小銭の準備をお忘れなく!ちなみに、私が持ち込んだバッグはこちら↓結構座席が動くので、膝の上にのせておくなら、このくらいのサイズ感がストレスなく鑑賞できるサイズかと思います。

 

ドリンクやポップコーンはOK?

MX4Dは、座席にちゃんとドリンクホルダーが付いていて、飲み物やポップコーンの持ち込みがOKとなっています。ただし、TOHOシネマズの公式サイトには以下のような注意書きが…

ポップコーンやドリンク等はご飲食いただけますが、上映中はシートが激しく動きます。
飲食物がこぼれて衣服が汚れたり、温かい飲み物による火傷等は、当館では責任を負いかねます。

引用元:MX4D ご鑑賞にあたってのご注意 || TOHOシネマズ

確かに、ポップコーンとドリンクのセットはちょっと怖いな…ということで私はドリンクのみにしました。実際、他の人もドリンクだけにしている人が多かったです。ポップコーンを食べている人も、紙袋に入っているプレミアムタイプのポップコーンにするなど、配慮しているようでした。

ドリンクは、最後までこぼれることなく無事に飲めましたが、激しいシーン(座席が良く動く)のときは飲まないようにするなど注意が必要。といっても、動いているときはドリンクを飲もうとは思わないので、そこまで気にしなくても大丈夫かな。

水しぶきがかかるのでハンカチは必須

私が鑑賞した『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』では事前に水しぶきがかかるシーンがあると知っていたので、ハンカチを持参しました。これが、予想以上に顔に「ビシャッ」とかかります。顔はさほど気になりませんが、3Dメガネに水滴が…何度目かで気になったので、一度3Dメガネを外してレンズを拭きました。

ということで、MX4Dを鑑賞する際はハンカチを持っていくのがおすすめ。持って行っても、ロッカーに荷物を入れるとハンカチをシアター内に持っていくのを忘れそうなので、ご注意ください!

映画『ファンタスティック・ビースト』をMX4Dで観た感想

もはや、ストーリーの面白さ云々ではなく、アトラクションとしての印象が強くて、できれば2Dでもう一回見直したいな~という感じです。

確かに、飛び回る魔法生物や、魔法を使うシーンなんかはとても迫力満点。実際にニューヨークの街並みを歩いているかのようなMX4Dの効果や、大きな建物を上から俯瞰してみているような感覚は、実際に体験しないと分からない凄さがあります。

ただ、その1つ1つの効果に感激してしまって、ストーリーに入り込めない感が…『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の場合は、そこまで複雑なストーリーではないので、むしろそういったアトラクション要素が楽しめたけど、、、という感じです。

MX4Dで観るなら、映画として楽しむというよりアトラクションを楽しむというのがメインになると私は感じました。

ストーリーを満喫したいなら2D、その映画の世界観に浸りたいなら3DやMX4Dといった感じでしょうか?

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は、おっちょこちょいの主人公ニュートよりも、騒動に巻き込まれてしまった人間(ノーマジ)のジェイコブ・コワルスキーがすごくいいキャラ。私は大好きです。そして、最後にちょこっとだけ登場する、あの有名俳優が次回作からメインで出てくるのかな~?と思わせるような終わり方がとっても気になる。

これはハリーポッターシリーズを完読している人にとってはすごい期待感をあおる展開ですよね。ネタバレになるので詳しくは書けませんが。

MX4Dで観るなら公開後すぐに!

私が『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』をMX4Dで鑑賞したTOHOシネマズ西新井では、対応しているシアターが1つなので、すでに『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のMX4D上映は終了している模様です。今は映画『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』がMX4D上映中とのこと。

つまり、MX4Dに対応しているシアターが少ないため、新しい作品(興行収入が期待できる作品)が公開される場合は、すぐにそちらの上映に切り替わってしまうということなんです。

だからこそ、MX4Dで鑑賞したい作品がある人は、公開後すぐに観に行くのがおすすめ。うかうかしていると、いつの間にか2D上映しかやっていない…なんてことになってしまうので気を付けましょう。